日本とドイツ 3
日本人が時に無自覚の中で、まさに自然と接するように受け入れている現行の社会制度、仕組み、経済の政策などが、実は人為の結果であり、選択可能で変更可能であったかもしれないことを知る旅でした。
時代はいま政策論争、方法論の提示を求めています。
それは、経済大国となった日本が自立した国家としてどう生きるか、どう経済を運営するか、国民の生活をどう向上させるか、アジア諸国とどう付き合うか・・・
・・・などいずれもが総論ではなく、実行可能な各論、具体策を日本の社会が緊急に必要としていることをだれもが知っているからです。
その意味で、西ドイツはこれからもさらに多くの教訓を日本に与え続けることになるでしょう。
なぜなら西ドイツはこれから日本が国際化・自由化していく中で不可避的に経験するであろうことを先験しているからです。
それは何でしょうか。
私見では、それはたぶん次のようなことではないでしょうか。
日米関係を主軸にしながら、いかに西ドイツが経済と政治の両面で対米依存が過度になるのを避けながら、国家と経済を運営しようとしているでしょうか。
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